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浅香セバスチャン(あさかのせばすちゃん)(Vocal) |


《覆面☆食堂伝 第六話》
悪役レスラー養成所「虎の耳の穴」で地獄のような訓練の日々を送る中、
レイはアメリカのマッチョ少年「カックン・S・ブコビッチ」との友情を育んでいた。
二人は、虎の耳の穴69期生の中で唯一無二の親友になっていた。
「カックンよ!お前のパワーと俺のスピードが合体したら最強だぜ! 二人でいつか世界一のタッグチャンピオンになろう!」
「は? 世界一なんて生ヌルいんじゃ! 俺たちなら宇宙一になれるぜ!」
希望に満ちた二人の笑顔は眩しかった。
そんな悪役レスラーらしからぬ眩しい笑顔をもった二人を、虎の耳の穴・悪の総帥・ミスターサンクチュアが許すはずもなかった。
二人にミスターサンクチュアリの魔の手が伸びる…。
…つづく
《覆面☆食堂伝 第五話》
悪役レスラー養成所「虎の耳の穴」での訓練の日々はまさに地獄だった。
断崖絶壁にロープで吊るさた状態で腹筋3000回…
炎が燃えたぎるリングでスクワット2000回…
獰猛なワニとの壮絶なガチ勝負をして…
熱々のオデンを口に入れられ…
好きな女子の名前をクラス中に言いふらされ…
うわばきを隠され…
それはもう、さながら地獄絵図のような訓練の毎日だった。
50人ほどいた悪役レスラー候補生も、わずか数ヶ月で5人に減少していた。
厳しい訓練に耐えきれず脱走してしまったのだ。
そんな中、レイ・セバスチャンJr.は耐えていた。
教会の子供達のために…
ホセ神父のために…
そして何より、全世界の悶々とした団地妻のために…。
…つづく
《覆面☆食堂伝 第四話》
メキシコの砂漠の果ての果て…
見渡す限り、砂ぼこりとサボテンしか見えない場所に「悪役レスラー養成所・虎の耳の穴」はひっそり建っていた。
レイは恐怖心を必死で殺しながら養成所の中へ入って行った。
養成所の中は、教室・リング・トレーニング室・合宿所に別れていた。
レイは、血と汗の匂いがこびりついた空気に吐き気を覚えながら、教室のドアを開けた。
教室の中を見渡すと、約50人ほどの若きレスラー候補生がいた。
その一人一人が、かなりの荒くれ者であることは一目瞭然だったが…
その中で、唯一、にこやかな表情でレイを迎えた、マッチョなアメリカ人少年がいた。
彼の名は「カックン・S・ブコビッチ」
「オス!オイラ、カックンってんだ。ヨロシクな!」
このアメリカ少年との出逢いは…
レイにとって、運命の出逢いだということを…
レイはまだ知る由もない。
…つづく
《覆面☆食堂伝 第三話》
レイがプロレスラーになる決意を固めたちょうどその時…
街一番の不良としてブイブイいわせていたレイの所に、あるレスラー養成所からスカウトの声が掛かった。
悪名高き、「悪役レスラー養成所・虎の耳の穴」からである。
レイは三日三晩悩んだ末、「虎の耳の穴」への入所を決意した。
「悪役でも何でもやって、 とにかく金を稼ぎてぇんだ!ホセ神父や教会の子供達のためなら、悪魔にだって魂を売ってやらぁ!」
レイは、薄汚れた衣類と、ホセ神父からもらった十字架だけを持って、「虎の耳の穴」行きの列車に飛び乗った。
ボロボロのジーパンのポケットに密かにねじ込まれた一万円札が、ホセ神父からの餞別だということを、レイはまだ知らない。
…つづく
《覆面☆食堂伝 第二話》
レイはホセ神父の愛情を受け、すくすくと育っていった。
その身体能力はズバ抜けていて、七歳の夏に「わんぱく相撲メキシコ大会チャンピオン」に輝いたほどだった。
その後も順調に腕っぷしを磨き、15歳の春には、不良の巣窟・メキシコ工業高校をシメて、一年生にして番格にのし上がった。
村一番の不良と呼ばれたレイだったが、ホセ神父や教会の孤児たちを思う気持ちは、チョモランマよりも大きかった。
ある日、レイは決意した…。
「俺、プロレスラーになって、教会の孤児たちを養うよ。ホセ神父への恩返しだ。」
その夜…
ホセ神父は、安いスコッチをいつもより少ッチだけ多めに呑んで、静かに微笑みながら泣いた。
酒と…レイの優しさに、ほんのり酔いながら。
…つづく
《覆面☆食堂伝 第一話》
19XX年…
メキシコの郊外、とある貧しい村の古びた教会に、「ホセ・セバスチャン・ゲレロ」という老神父が住んでいた。
ホセ神父は人が良く、身寄りの無い幼児をたくさん引き取り、教会で育てていた。
ある夜…
ホセ神父が教会の裏にゴミ出しをしに出たところ、みかん箱のようなものが捨てられていることに気付いた。
箱の中を覗くと…
産まれたての赤ん坊が小汚い毛布に包まれてスヤスヤと眠っていた。
神父は一つ深い溜め息をつき、底なしに優しい笑顔で赤ん坊を抱き上げた
赤ん坊はホセ神父によって「レイ・セバスチャンJr.」と名付けられた。
この小さな赤ん坊が、やがて世界を平和に導くシンガーになることを、ホセ神父はまだ知る由もない。
…つづく
《プロローグ》
時は、平成。。。
世の中は、変革だのチャレンジだのと騒ぎたて、権力闘争の真最中!
覆面☆食堂も、今まさに戦国時代…
先日、ライブ演奏中、音楽性の違いから、バンド内で抗争が勃発した。
バンド内にロック革命を巻き起こすために結成された反乱軍「チェリーボーイズ」。
その革命を鎮圧するべく立ち上がった正規軍「紳士同盟」
覆面☆食堂の亀裂はこのまま大きくなるのか…
…と、思いきや!
ボーカルのセバスチャンが中立の立場をとり、争いには加わらないことを発表した。
なぜなら彼は、宿敵・ミスターサンクチュアリやイカうさぎ将軍などの外敵
と戦わなくてはならないからだ。
《セバスチャン談話》
「あのさぁ、内戦してる隙に外敵が襲ってきたら覆面☆食堂は滅びちまうだろ?
外敵は俺が引き受ける!ただそれだけだよ。」
これにより、「チェリーボーイズ」は解散。
カックン&アントノフを中心に新たな反乱軍を結成した。
その名も「満腹フーズフーズ」だ!
現在の覆面☆食堂内ユニットのメンバーは、次のように別れる。
《紳士☆同盟》
ジェット・マスク
ザ・グレート・ロドリゲス
福田司令長官
山下殿下
《満腹フーズフーズ》
アントノフ・ザ・ストロング
ヒザカックンマシン1号
げろ大明神
おおむらじ
覆面☆食堂の主導権を握るのは、どちらのチームになるのか!?
そして…
GPS認定・世界Jr.ヘビー級チャンピオンのセバスチャンは、イカうさぎ将軍
の挑戦を受けるのか!?
今後の覆面☆食堂から目が離せない〜!

